井戸は、水道用水・工業用水・農業用水を確保するために、なくてはならない重要なものです。 |
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一般的なさく井は、井戸口径200〜350mm、深さ100〜300mの規模のものが主流です。三協工業は、半世紀以上も前から井戸を掘削するさく井事業に参入し、数々の国、および地方公共団体(市町村・県)、民間企業、医療機関の水源施設を手がけてきました。 |
大口径さく井は、浅層地下水を取水する井戸をいい、井戸口径1,000mm程度、深さ(深度)10〜30mが一般的です。 |
従来の井戸さく井技術の常識を根本から覆す革命的な技術、それが「ドーナツドリル工法」です。 |
掘削中に形成された泥壁の除去、充填砂利の間隙にある微細な砂やシルトを完全に取り除き、理想的な人工のろ過層を形成させ、砂の出ない湧水能力のすぐれた良い井戸をつくる工法です。 |
日本では、井戸から砂が出るのは当たり前との認識があり、揚砂に関するガイドラインはありませんが、アメリカ合衆国水道協会(AWWA)では、井戸の仕上げについて、揚水中に含まれる砂の量の許容限度を5mg/L以下とガイドラインに示しております。 |
充填砂利・スクリーン等の目詰まりから、水の出が悪くなった井戸の改修工事は、井戸を長持ちさせるために欠かすことができません。 |
井戸の外側を不透水層まで掘削し、すぐれた遮水材(ベントナイトグラベル)を充填し、サーフェスケーシング管を挿入固定することによって、土壌汚染で流入する汚染水を完全にシャットアウトし、安全で良質な水の供給を実現します。 |
地下水を水源とする場合は、必ず地下水調査を行って取水が確実であることを確認してから工事を実施します。三協工業では、水理地質に関する経験豊富な専門スタッフが、すぐれた調査技術により確実できめ細かな調査を行います。 |
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